ルールベースとディープラーニング機能を兼ね備えたカメラです。
どちらも使えることで今まで諦めていたOCR、アセンブリ検証、
欠陥検出アプリケーションを解決できます。
目視検査に代わって一定の検査精度を保つことが可能です。
さらに!導入を後押ししてくれるポイントは、
現場での実行時にGPU搭載PCは不要ということです!
IN-SIGHT D900 ディープラーニングツール 3種類ご紹介 ①
欠陥検出ツールです。
良品画像のみを学習させ、それと違った部分を欠陥として検出します。
良品学習は、欠陥の外観が予想できない場合に有効です。
下の例のような難易度が高い文字上の傷でも人間に近い感覚で検出できます。
IN-SIGHT D900 ディープラーニングツール 3種類ご紹介 ②
文字読み取りツールです。
ルールベースでは難しい変形、歪曲、エッチング等、悪条件の中でも文字読み取り可能!
イチオシポイント:事前に登録されたフォントライブラリ機能搭載 開発時間の高速化が実現できます。
フォントライブラリとは?
内部的に持っている辞書です。本来であれば1文字ずつ人が教えてあげる必要があります。
ですが、この機能を使えば画像を取り込むだけで解読してくれます。
例)操作手順
①画像取り込み後、枠を文字サイズに合わせて設定。
②本マークをクリックすると解読(黄枠:解読結果)
③解読結果が正しければビューの受け入れを行う(受け入れ後は緑枠に変わります)。
この操作だけで学習可能!!
IN-SIGHT D900 ディープラーニングツール 3種類ご紹介 ③
アセンブリ検証ツールです。
各対象物の特徴を掴んで検出し、部品やキットの中身が正しいかどうかチェックします。
対象物の位置や向き、サイズのばらつきにルールベースでは対応できませんでしたが
本ツールであれば対応可能です。
レイアウトモデル機能で部品やキットの入れ違いや抜けを簡単に見つけ出すことができます。
ディープラーニングだけじゃない ここがすごい!❶
HDR+(ハイダイナミックレンジプラス)機能付き
難しい設定なしで綺麗な画像が生成できます!
ディープラーニングだけじゃない ここがすごい!❷
ルールベースとディープラーニングの組み合わせが容易!
初心者でも使いやすいスプレッドシートを採用!
例)スプレッドシート操作手順
①【ルールベース】パターンマッチング
パターン登録
赤枠→登録したいパターン 緑線→エッジ情報
サーチ領域登録
赤枠→サーチ領域
緑線→パターンサーチ結果
②①の位置補正情報をディープラーニングツールに繋ぐ。
ルールベースツールで作成したデータが入ったセルを外部フィクスチャ欄に参照してあげるだけ!
たった1つの操作で情報を繋げる!
③【ディープラーニング】検査に使いたい領域(赤枠)を設定。