画像システム事例
安定した画像処理システムへの一歩
様々な検査が必要となるFAの生産現場において、安定した画像を得るために、LED照明による撮像環境の最適化をご提案いたします。
機械・金属部品業界へのご提案
のこぎり刃の寸法計測でも、LED 照明による安定した撮像を実現します。
アプリケーション例
各種工具類、立体形状の部品の寸法計測
ワーク画像
のこぎり刃
課題
のこぎり刃の寸法を計測したい。
刃先の角度が交互に違うため、安定した計測が困難である。
解決法
安定した検査をするためには…
刃先の角度の違いによる影響をおさえます。 また、寸法の計測をおこなうために光の回り込みをおさえ、コントラストの低下なく、外形を捉える必要があります。
撮像ポイント
・刃先の角度が交互に違うため、外形を捉えることが困難。
・研磨加工(ヘアライン)のある表面状態。
・立体形状のため光の回り込みが発生する。
・角度の異なる刃先を同じ様に捉える。
・反射率の違いによる影響を抑える。
・光の回り込みを抑え、コントラストよく外形を捉える。

角型ローアングルLED照明での照射では、研磨加工(ヘアライン)のある表面状態の影響をおさえることができず、また、角度の違いによる影響を受け、外形を捉えることが出来ない。

フラットLED照明によるワーク背面からの照射では、研磨加工(ヘアライン)による影響は出ないが、光の回り込みによりエッジがボヤけてしまう。
安定した画像を実現するためにLED照明を最適化

のこぎり刃の外形寸法計測もLED照明で最適化
LED照明を最適化することにより、研磨加工(ヘアライン)による影響をおさえ、かつ光の回り込みをおさえることにより、外形をコントラスト良くとらえることが可能となりました。
使用したLED照明、システムについて詳しくはお問い合わせください。