画像システム事例

コネクタ部品の外観検査

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安定した画像処理システムへの一歩

様々な検査が必要となるFAの生産現場において、安定した画像を得るために、LED照明による撮像環境の最適化をご提案いたします。

電子部品業界へのご提案

基板上にアセンブリされたコネクタのリード曲がりやピッチ計測でも、LED照明による安定した撮像を実現します。

アプリケーション例


ワーク画像

コネクタ

課題

コネクタのリード曲がり検査やピッチ計測を行いたい。

金と銀のリードが混在し、かつリード表面には微細な凹凸があるため、室内灯による撮像では、外観をしっかりと捉えることが困難。


解決法

コネクタを安定して検査するためには…

リードの金と銀の反射率の違いによる影響を抑え、背景の白い樹脂とリードのコントラスト差が得られる様な照射を実現する必要があります。


撮像ポイント

・金と銀のリードが混在している
・表面に微細な凹凸がある
・背景の白い樹脂とリードの判別が困難

・異なる材質を均一に光らせる照射が必要
・凹凸による影響を抑える
・背景とリードのコントラスト差を捉える



 

同軸型青色LED照明での照射では、金のリードの反射率が低いため、銀のリードと同じように検出することが困難。

同軸型赤色LED照明での照射では、金と銀のリードから反射光を捉えているものの、表面の凹凸の影響を受けてしまい、安定した検出は困難。


安定した画像を実現するためにLED照明を最適化

コネクタ部品の外観検査もLED照明で最適化

LED照明を最適化することにより、金と銀のリードを均一に照射し、かつ、表面の微細な凹凸による影響を抑えている。また、背景の白い樹脂とリードのコントラスト差を捉え、リードの外観を検出することが可能となりました。

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