画像システム事例
安定した画像処理システムへの一歩
様々な検査が必要となるFAの生産現場において、安定した画像を得るために、LED照明による撮像環境の最適化をご提案いたします。
同一ラインで複数種類の製品を生産している現場の方へご提案
同じ形状で色違いの製品が存在するなど、同一ラインで複数の製品を生産している場合でも、LED 照明による安定した撮像を実現します。
アプリケーション例
樹脂容器、プラスチックキャップ、電子部品などの外観検査、文字認識
ワーク画像
プラスチック加工品
課題
ピンク、オレンジ、緑、青の異なる4色のプラスチックの表面にある刻印文字の読み取りをおこないたい。
異なる4種類の色違いのため単色の照明では、安定した計測が困難である。
解決法
安定した検査をするためには…
LED照明を最適化する必要があります。
撮像ポイント
右写真順で撮像しています

フルカラーLED照明を用いることにより製造品種切り替えの際に、照明部分は段取り替えなく、点灯の切り替えのみで対応できるため、生産効率が向上します。
また、品種にあわせた最適な発光色を選択することにより、安定して文字を検出することが可能となりました。
安定した画像を実現するためにLED照明を最適化

同一ライン上で複数のワークを生産している現場では、従来は発光色の違う照明を複数台設置して特異点の検査をする必要がありました。
フルカラー照明なら、一台の照明で最適な発光色を検査対象物や検査内容に応じて照射することが可能なため、思い通りの照射光を実現し、生産効率よく、目的に応じた最適な撮像が可能です。
※赤・緑・青の各色は、光量の経時変化が異なるため、初期光量設定後、定期的に調整が必要になる場合があります。
使用したLED照明、システムについて詳しくはお問い合わせください。