画像システム事例
安定した画像処理システムへの一歩
様々な検査が必要となるFAの生産現場において、安定した画像を得るために、LED照明による撮像環境の最適化をご提案いたします。
金属部品業界へのご提案
金属部品の外観検査でも、LED照明による安定した撮像を実現します。
アプリケーション例
ワーク画像
金属円筒部品
課題
金属部品の表面にある傷の検出を行いたい。
反射が高く、表面がサビているため、室内灯による撮像では傷の検出が困難。
■室内灯による撮像
解決法
サビのある金属表面の安定した検査をするためには…
反射率の高い表面とサビの部分のムラを抑え、傷部分のみコントラストが得られる様な照射をおこなう。また、全周検査を実施するため、出来るだけ広い範囲に照射する必要があります。
撮像ポイント
・反射率が高い
・表面がサビている
・円筒形状で全体がとらえにくい
・均一な照射が必要
・サビによるコントラスト差をなくす
・出来るだけ広い範囲を照射する

バー型LED照明を使った両方向からの照射では、表面の反射の影響を受ける。両端と中央部分で明るさのムラが発生し、傷の検出は困難。

フラット ドームLED照明での照射では、表面の反射は抑えられているものの、サビの影響を受けてしまっている。また、傷のコントラストが低く、安定した検出は困難。
安定した画像を実現するためにLED照明を最適化

金属部品の外観検査もLED照明で最適化
LED照明を最適化することにより、金属表面の反射を抑えつつ、サビの影響を少なくすることで、傷の判別が可能となりました。
また、広い範囲に照射が行なわれているため、全周検査のタクトタイムを短くすることも可能です。
使用したLED照明、システムについて詳しくはお問い合わせください。